あなた宛のネットのカキコミはアパート入居審査に悪影響?
皆さんは、自分の名前をエゴサ(エゴサーチ)したことはありますか?
エゴサしてみた時に検索結果として現れるのは、ご自分のSNS、仕事関係のプロフィールだけではありません。
それだけなら良いのですが…もし匿名の誰かから、あなたの実名を含めた誹謗中傷の書き込みあったら、それはあなたの人生において足を引っ張り続ける大きな問題かもしれません。
実は、アパートの入居審査の際、そのようなインターネット上の”あなたの名前”が審査落ちの理由だったと推測される事は少なくないことなのです。
と、いうわけで、今回はインターネットの「誹謗中傷」や「デジタルタトゥー」のアパート入居審査への悪影響や、対処法を書いてみました!
家賃保証会社は必ずあなたの情報をチェックしています!
家賃保証会社は申込書を受け取ったら、滞納チェック・金融調査とともにインターネット上の身辺調査を行います。
申込者(あなた)や同居人の名前をインターネットで検索するということは、当たり前に行われていると思っても間違いないでしょう。
顔が見えない入居審査だからこそ、ネットの情報が重要視されている!
ネット上にあなたを誹謗中傷するカキコミあったり、誰かから追われている・探されているなどの情報が書きこまれていると、あなたはトラブルを起こす可能性が高い人物と見なされてしまいます。その結果、入居審査を通すのはとても難しくなるのです。
管理会社はSNSまでチェックする?
管理会社の担当者さんによっては、あなたのことをもっと細かく調査する場合もあります。
もし家賃保証審査に通ったとしても、管理会社の審査部門もインターネット検索やSNSで申込者本人や同居人の名前を検索している場合があるようです。
経験豊富な管理会社さんほど詳しく調べる傾向があり、SNSでヤンチャしてしまったことがある方には厳しい判断がされる場合もあります。
チェックされるのはこんなサイト!
この辺りのサイトにご自分の「フルネーム」や「住まい+お名前」が書き込まれていないか検索してみてください。
こんなカキコミがあったら要注意!
〇〇に住んでいる△△太郎さんを知っていますか?
☆☆で一緒だった◎◎◇◇を探しています!お金を返してもらえません!
※※の××⚪︎子さんに会いたい。探しています!
このような情報は、かなり悪影響があると思ってください。
身に覚えがなくても、まずは消してもらうことを考えましょう!
ネットに書きこまれてしまった個人情報やデジタルタトゥー、一体どうすればいい?
できれば入居審査をする前にネット上に勝手に書かれた個人情報は消してもらったほうがいいでしょう。あなたのお名前は何物にも代え難い大切な資産です。
一度かきこまれてしまった情報は、簡単に消すことはできないと諦めてはいませんか?
こんな方法で消してもらうことができるかもしれません。
まずは直接サイト管理者に連絡
サイトには必ず管理者がいます。匿名掲示板などの形であれば、該当するスレッドのレス番号を指定して削除依頼をすることが可能です。
多くの掲示板型ウェブサイトの利用規約では、個人名を含め、誰かの名誉やプライバシーを侵害する書き込みを禁止しています。
まずはサイト管理者に削除依頼を出しましょう。実際に掲示板サイトでは本人からの申請で3日以内に個人情報を消してもらえたこともありますので、ハードルはそこまでは高くないようです。
連絡がつかない、対応してもらえない場合は
管理者が応じない場合や海外の会社などで連絡に応じないなど、消去が難しい場合、無料でカキコミ削除の働きかけを行なってもらえる機関があります。専門家の方に無料で相談できるのでやってみて損はないはずです。
一般社団法人 セーファーインターネット協会
違法・有害情報相談センター
法務省:インターネット人権相談窓口
Google検索の結果から削除してもらう
検索結果に残ってしまった嫌がらせや意図せずに掲載されたあなたの個人情報を直接消してもらう方法として、『個人情報または晒し行為のコンテンツを Google 検索から削除する』ことも試してください。本人または親権者などの代理人から申請できます。
方法は割愛しますが、詳しくはGoogleのヘルプページから調べてみてくださいね。
(個人情報または晒し行為のコンテンツを Google 検索から削除する https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja )
自分でやってダメなら弁護士に相談する方法も
最近ではインターネットに強い弁護士の先生もいらっしゃるとか!
弁護士の先生に相談すれば、具体的な解決に近づくかもしれません。お金が心配な方は、まずは法テラス。こちらでもインターネットの誹謗中傷問題を取り扱っているようです。
過去の犯罪歴はどうしてバレるの?
犯罪歴については一度でも地方新聞などで報道されてしまうとデータが残り続けてしまいます。
新聞の記事を専門に集めて家賃保証会社などにその情報を提供する会社があり、その会社のデータベースに逮捕などの報道された情報が残り続けてしまうためです。
まとめ:ネット上の誹謗中傷・悪意ある個人情報の書き込みは百害あって一理なし!消せる情報も多いので、入居審査の前に自分でチェックして削除依頼をしましょう!
インターネットに詳しくないからわからない・・・という方はお近くの方でしたら入居審査の前にライラック不動産にぜひご相談くださいね。