他の市区町村での生活保護を受けていて仙台に引っ越しをしても生活保護を引き継ぎたいのですが、、というお問合せをよくいただきます。
今住んでいる地域が合わない、療養のため、ご実家の方面に帰りたい・・などご事情はさまざま。
そういう状況でもお部屋探しは可能なのでしょうか?
また、お引越ししても生活保護の受給を引き継ぐことは可能なのでしょうか?
お引越しはできる!ただし諸費用に注意・・・
お部屋によりますが入居審査自体は通すことが可能です。
ただし多くの場合初期費用は自費になってしまいますのでなるべく礼金敷金が少ないお部屋を探しましょう。
原則、生活保護は引き継げません。すぐに申請を
お引越しをして新たな市区町村に移動すると以前の生活保護は廃止になってしまい、改めて生活保護を申請しなおす必要があります。
もちろん、初めて生活保護を受給した時と同じように審査があり時間がかかります。
そのため当面の生活費の準備も必要です。
住民票を移動したらすぐに生活保護の申請をしましょう。ご収入や手持ちのお金が生活保護の要件を満たしていれば再度生活保護を受給することができます。
「移管」手続きを取ってもらいましょう
どうしても必要と認められれば役所同士で話し合ってもらいお引越し先でも生活保護を引き継げる「移管」手続きを取ってもらえる場合もあります。
まずは現在のケースワーカーさんにどうしても引っ越しをしなければならないご事情を相談してみましょう。
やむを得ない事情が認められれば転居先でも生活保護を継続して受給できます。
お部屋探しするうえでも審査を通しやすくなります。
※仙台市内の場合、区が違っても市内のお引越しであれば生活保護が途切れてしまうことはありません。