こんな方向けの記事です
- うつ病が原因で仕事を退職。生活資金がないので生活保護を申請したい
- うつ病を改善するため実家を出て一人暮らししたい
- 生活保護を受給したいけれどうつ病であることを不動産会社に伝えたらアパートの入居審査に落ちてしまった!
うつ病の方のお部屋探しのポイント
日本人の5人に1人がなんらかの精神疾患を経験するといわれています。ところがこの精神疾患、賃貸の現場では非常に難しく扱われがち。
保証会社の審査は通ったのに、大家さんから断られてしまった。仲介会社は審査できると言っていたのに・・・
というのはよくあるパターン。初めから精神疾患お断りと言ってくれた方がまだよかったのに。って感じの話をよく伺います。
精神的にしんどい中、または退去が差し迫っているなかで賃貸の入居が決まらず、申し込んでも断られてしまうのはショックも時間のロスも大きいです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
最後に実例も書いてみます。(個人を特定できないようにフワッとした感じで書いています)
大前提:うつ病などの精神疾患でも家賃保証会社は通せる!
そうなんです。精神疾患が理由の生活保護でも多くの場合、家賃保証会社の保証審査を通すことができます。
電話確認の際に、体調などを聞かれることがありますが正直に答えて大丈夫です。
どちらかといえば保証会社はあなたの電話口での「受け答えの声のトーン」やきちんと電話に出てくれるかどうかの方を重視しています。
落ち着いて電話に出ましょう。また、保証会社とみられる番号からの着信があったらすぐに折り返しましょう。
知らない電話番号から電話がかかってくるのが苦手な方は
先に不動産会社さんに保証会社の審査部の電話番号を教えてもらうと落ち着いて対応できるので良いですよ。
家賃保証会社の中には精神疾患が理由での生活保護受給の場合には入居審査が通しにくい会社もあります。状況に応じて家賃保証会社を使い分けることも必要です。
保証人さんが必要?いない場合の対処法
保証会社の審査の結果、保証人を立ててほしい、と言われることも。ですが、頼めたら最初から苦労はしません。
でも、家族との関係が悪化している相談者の方も多いため頼める方ばかりではありませんよね。
そのような場合は家賃保証会社の変更をお願いできないか不動産屋さんに相談しましょう!
家賃保証会社の審査基準はそれぞれ違います。うまくすれば保証人なしで審査が通せる可能性があります。
最大の難関は不動産管理会社かも?
たいがいの場合、申し込みの前に生活保護受給の理由を聞かれることがあります。
「理由を聞かない」というのはあまりありません。「なんで生活保護を受けているのか?」という生活保護の受給理由を聞きたがる管理会社は非常に多いです。
聞かれたら正直に答えて、それでダメなら仕方がありません。
残念ですが、仙台市内においても精神疾患が理由の生活保護受給の場合には入居不可の不動産会社は沢山あります。その場合には諦めて別のアパートを探した方がいいでしょう。
初めからうつ病でも断られない大家さんや管理会社さんの物件に申し込みましょう。
というわけで、うつ病など精神疾患の場合には、初めから心の病気であっても入居して良いと言ってくれる大家さんや管理会社の物件に申込むのが安心です。
不動産屋さんにはご自身の病状や通院頻度、障害の等級、訪問看護を受けているかどうか、支援事業所などに通所しているかどうか、きちんと服薬管理ができているかどうかなどをお話ししてみると良いでしょう。きっとあなたに合った物件を探してくれるはずです。
おわりに
ライラック不動産では大家さん、管理会社さんのご協力のもと、うつ病をはじめとする様々な精神疾患の方のアパートの紹介実績が多数あります。
安心して暮らせるアパートで1日も早いご快癒をお手伝いさせていただいております。