お金がなく、今家がない。。。ならまずは「生活保護申請」をしましょう!
「不動産屋さんと市役所さん、どっちに先に行ったらいいの?」と聞かれたら、
私は真っ先に市役所に行ってくださいとアドバイスさせていただいてきます。
生活保護の申請は早いに越したことはありません。
生活に困ったらまずは1日でも早く生活保護申請をしてください。
そして申請の際には住宅がないためなどで住宅扶助も忘れずに申請してください。
申請が1日遅れると住まいの確保が1週間遅くなる?
申請をすればすぐにお金がもらえるわけではありません。
審査や手続きがあるため大体2週間はかかってしまいます。
さらに市役所さんがお金を出してくれる日は月に4回ほどと最初から決まっているのです。
なのでタイミングが悪くお金がもらえるまで3週間ほどかかってしまうことも・・・
ゴールデンウィークやお盆、お正月があるとさらに先になってしまいます。
1日でも早く申請をして1回でも早い締め日に間に合わせましょう!
「生活保護申請中」であることは入居審査を通すためにもとっても大事!
もう一つ、先に申請をおすすめする理由が入居審査を有利に進めるためです。
せっかく希望するお部屋が見つかっても入居申込書には生活保護の申請前なのに生活保護申請中です、とは書けません。
なのでなるべく生活保護申請をしてから入居申し込みをしましょう。
入居申込の書類はいろいろな書式がありますが、職業欄に「生活保護申請中」と書くとそのまま審査してもらえますよ。また、収入欄は住宅扶助額を含めた見込みの生活保護受給額を記入しましょう。仙台市なら月収はおよそ11万円ほどになります。
もし保護課の担当ケースワーカーさんの名前がわかれば申込書に書けると審査やその後のお手続きがスムーズです。担当さんのお名前はしっかり聞きましょう。
その後なるべく早く不動産屋さんを訪問しましょう
不動産屋さんの担当者さんに「生活保護申請中」で「見積書」が必要であることを伝えます。
お部屋は必ず申請中の市内(東京ならそれぞれの区内)で探してもらってくださいね。
よさそうで審査が通りそうなアパートを見つけたら内覧しましょう。
よく「入居審査が通ってからでないと不動産屋さんから見積書がもらえなかった・・・」という話を聞きますが、必ずすぐ貰ってください。あくまで見積もりなので最終的に住むお部屋や日割りや保証料などの数字が変わってしまっても大丈夫ですよ。
見積書を持って再度市役所へ!
不動産屋さんから見積書をもらってもう一度市役所の保護課さんに行きましょう。
保護課さんでは見積もりを見て
- 自己負担があるかどうか?
- あったとして払えそうな金額かどうか?
- 礼金や敷金が住宅扶助の金額を超えてしまっていないかどうか?
を確認してくれます。
ここまで出来たら住宅の確保まであともう一息です!
場合によっては市役所にお金を貸してもらう、一時的に身を寄せることができるシェルターさんなどの相談もできるようになりますよ。
生活保護を受けて1日でも早く住宅を確保したい時やお引越しの期限が決まっている場合にはまず市役所に申請してから不動産屋さんを訪問しましょう。
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