終の住処を健康に安心してお住まいいただくための「見守りサービス」をご紹介
高齢者はアパートを借りにくい?
ライラック不動産にご相談いただく方の中でも生活保護を受給される高齢の方は珍しくはありません。グラフの示す通り、ライラック不動産のお部屋探しご相談者様アンケートによると60歳以上の方は10%ほどですが、こちらはネットで行うアンケートなので実数はその倍くらいでしょうか。
高齢者のお部屋探しはよくある話・・・ところが65歳をさかいに、お部屋探しはとても大変になります。
お問合せの際に、生活保護受給であることに加えて「ご年配の方でも受け入れ可能なアパート」で探さなければならなくなるからです。
お近くにお身内がいらっしゃる場合にはなんとかご紹介できることが多いのですが、お身内もいない場合にはお部屋探しの難易度はかなり上がってしまいます。
ライラック不動産ではお一人のお部屋を探すのに多い時には50件くらい管理会社さんに電話をかけて問い合わせをします。ですが、了承が取れるお部屋はそのうちの2〜3件あればいい方・・・という感じです。
高齢者がアパートを借りにくい理由は・・・
などなど、お部屋で倒れてしまったり、認知機能の低下によるトラブルを心配する管理会社さんや大家さんはとても多いものです。
見守りサービスの利用で大家さんや離れて暮らすご家族も安心
やはり大家さんや不動産屋さん1番の心配は室内での不幸な事故でしょう。未然に防ぐ対策で、アパートをもっと借りやすくすることができます。
室内での事故や孤独死は見守りや保険でカバー。安心感をプラスでお部屋を借りやすく。
もし室内で倒れてしまっても、発見が早ければ大事には至らず安心です。
今はいろいろな見守りサービスがあるので、個々にあったサービスを利用することを前提にお部屋を借りるといいでしょう。
こちらではほんの一例ですが、実際に高齢者の賃貸住宅で利用されている見守りサービスをご紹介いたします。
ホームネット株式会社「見守っTEL」
ヤマト運輸 クロネコ見守りサービス
(仙台市)食の自立支援サービスでお得にお食事つきの見守りサービスを利用しましょう
見守りつき配食サービスでの安否確認に仙台市の助成金も!
仙台市では高齢者向けに配食サービスの支援を行なっています。
毎日1食、対面で届けてくれて、市からの金銭的な補助も出ています。安価に見守りも利用でき、経済的にもおおだすかりではないでしょうか。
見守り付きの配食についてはお住まいの地域の区役所の障害高齢課、または地域の包括支援センターで申請などの相談ができるようです。
じぶんが該当するかどうかわからない方は、まず、ご近所の包括支援センターに相談してみましょう!
介護認定を受けていない方も対象です。
地域の包括支援センターとつながりましょう
包括支援センターでは他にも介護サービスや体力作り、お金のことなど、いろいろな高齢者の方向けの相談を受けています。
お一人暮らしで地域とのつながりも薄いなど、ちょっと心配な高齢者の方への訪問や声かけを行っているそうです。
包括支援センターは、お住まいの地域のご近所にあるので、行ったことがないという高齢者の方はぜひ利用しましょう。
また、遠方にお住まいでなかなか様子を見に来ることができないご家族からの相談も受け付けているようです。
包括支援センターは高齢者ならどなたでもご利用いただけます
まだまだ自分は大丈夫!という方も積極的に包括支援センターとの連携をとっていただけると、不動産屋さんとしてはとても安心です。私(ライラック不動産)も包括支援センターの方からはよくご相談を受けたり、こちらからもご相談させていただいたり・・・ということは多いのですが、皆さんとても親切。親身になって相談に乗ってくださっています。
包括支援センターの利用は、要介護認定などを受けていなくても大丈夫です。