離婚したい!けれど私が借りられるアパートはあるの?
専業主婦(夫)、子供が小さく働けず収入がない。配偶者がお金を渡してくれない経済DVで手持ちのお金が全くない。離婚をしたい。
などの場合、いざ離婚をしようと思ってもいきなり経済的に自立するのがはとても大変です。
そのため多くの方が生活保護を申請を検討することでしょう。
ところが生活保護を申請するために市役所に行くと”生活保護の申請は別居してから”と言われてしまい申請すらさせてもらえないことがほとんどです。
ここでブレーキがかかってしまい、なかなか離婚に踏み出せない方が多くいらっしゃいます。
専業主婦状態、手持ち資金ゼロでは、審査を通すのはかなり困難・・・
アパートの入居審査を通すためには
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仕事をしていて十分な収入があること。
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契約金が準備できること(ファミリーなら最低でも20万円ちょっと)。
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無職なら十分な預金残高があること。
が必須条件。
でも、これってほとんどムリなお客様が多いです。小さなお子さんを抱えて仕事もなく、金銭的にギリギリな方がほとんどなんですよね。。。
と、いうわけなので私にご相談いただいた方には以下の手順をおすすめしています。
まずは”離婚調停”を申し立てて生活保護申請をしましょう!
生活保護を受けることを考えながら住まいをを探したい方にはまず「離婚調停」をおすすめしています。離婚調停に着手していれば生活保護の申請ができるからです。
離婚調停は管轄の裁判所で行います。
まずは裁判所に調停のための書類を提出して受理してもらってください。
受理されたことがわかる書類を持って市役所の保護課さんに行き、生活保護を申請しましょう。
市役所は”別居することに着手した”ことが書面で分かれば申請の方に動いてくれます。
初期費用も住宅扶助の範囲内。金銭的に無理なくお引っ越しできます
申請が受理されればお部屋探しスタートです。
入居審査も”生活保護申請中”であれば通すことができるお部屋がたくさんあります。
また、礼金敷金などの初期費用も上限はありますが住宅扶助から出ますので、無理に捻出しなくても用意することができるようになります。
別居後に生活保護を申請しようと思っていたら、まずはお部屋を探す前に”離婚調停”しましょう!無理なく損せず素早くお部屋を探すことができます。
離婚調停は内縁関係でも同様の制度があるようです。調停にかかる費用もたったの1200円。ぜひ利用してみてくださいね!